歯の矯正を始めて「足るを知る」の境地に至った結果、身も心も軽くなってシンプリストを名乗りだしたでこぼこオラフです!
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矯正シンプリストと名乗ることにしました。~矯正を始めて心の迷いが減った話のその後~
そんな折、山でも素敵な出会いがあったのです。
全宇宙が私のシンプル思考を応援してくれているんじゃないかと思う(大袈裟か?)くらいの、ナイスなタイミングで。
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針ノ木岳での出会い
それは去る10月7~8日ことでした。
私と相方さんは長野の扇沢をスタート&ゴールにして、針ノ木岳→スバリ岳→赤沢岳→鳴沢岳→岩小屋沢岳→爺ヶ岳を1泊2日でぐるっと縦走すべく入山したのですが…
1泊目の針ノ木小屋の前で写真を撮っていたところ、単独行のアメリカ人男性(Pさん)から声を掛けられたのです。
相方さんが富士フィルムのカメラを使って、タイムラプス(写真を一定間隔で何百枚~何千枚撮影して、それを早回しで動画に編集する手法)撮影をしていたのがきっかけだったかな?
Pさんも同じ富士フィルムのカメラを持っていて、しかも趣味は山でのタイムラプス
そこから実はお互いわりと近くに住んでいること、山が好きで山の近くに移住したこと。
山が好きというその純粋な気持ちに従って人生という船の舵をとってきたというお互いのバックボーンに惹かれて、気付けば暗くなるまで話し込んでいました。
翌朝も示し合わせたわけではないのに、針ノ木岳でご来光を一緒に見て、そこから爺ヶ岳まで行動を共にしたのでした。
Pさんのライト&ファスト登山にインスパイアされる
そしてそのPさん、テント泊だというのに日帰りか?と見まごうような荷物の少なさ。身軽さ。そして歩くのも早い。なにより山を心底楽しんでいるから一緒にいて心地よい。
30Kmの距離を日帰りでいくよ~と言っていたっけ。
Pさんの経験とロジックに裏打ちされた愛用の登山ギアや行動食の話も面白かったなぁ。
ファッションや流行りだからではなくて、真の意味でライト&ファスト登山を楽しんでいる人ここにあり!
登山における「ライト&ファスト」スタイルは今まで私の心に響くものがなかったのに、この山行でPさんに出会ってものすごく感銘を受けました。
私がライト&ファスト登山に対して抱いていたイメージは体力に懸念がある人が装備を軽くして、実力より上の山に行くというもの。
でも、Pさんに出会ってその考え方は180度変わりました。
ライト&ファストは山での経験も体力もあって、それを踏まえて自分の頭で考えて自分で判断を下して自己責任を取れる人だけが選択していいスタイルなのだと。
そうじゃない人がライト&ファスト登山を敢行した場合、荷を軽くする=命を削ることになりかねません。
そして気付いたのです。
今の私ならばライト&ファスト登山にトライする自信がある!ということに。
もっともっと身軽になれるんだ!と思ったらワクワクしてきました。
部屋のモノを減らしたら心の迷いが減る
背負うモノを減らしたら体の負担が減る
結果、より早くより遠くまで人生や登山の目的地まで辿り着ける。うん、そうか!そういうことなんだ!!
シンプリストを名乗る前にPさんに出会ってもここまで感銘を受けなかったでしょう。
私の心の準備が整ったから神様(というものがいるのなら)が巡り合わせてくれた気がするんだな。
シンプリストになったのも矯正がきっかけだから、このライト&ファスト登山へのめざめも突き詰めると矯正効果です。
見た目だけでなく内面も変えつつある歯の矯正。
行きつく先はどこなんだろうか?
迷わずいけよ、行けばわかる!(アントニオ猪木風)
では!
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