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でこぼこオラフ

30代後半スタートの歯列矯正ライフ→温泉・湯めぐり旅の記録

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大峯山洞川温泉 旅館・奥村宗助(行者宿)宿泊記

更新日: 6月 5, 2022· bumpy

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ゴールデンウイークは大峯奥駆道の一部区間を歩いたのですが、せっかく行くからには温泉もからめて山歩きしたい!
と言うわけでずっと気になっていた奈良県吉野郡天川村にある洞川温泉に泊まってきました。

温泉地ではありますが、その由来を紐解くと修験道である大峯信仰の登山基地として行者(大峯山に登拝する信者)を迎える宿場として発展したのが始まりだそう。

稲村ヶ岳や今でも女人禁制を守る山上ヶ岳へのアクセスポイントにもなっていて、 実際私が訪れた時にも山伏姿の行者の方をお見掛けしました。

今回投宿した旅館・奥村宗助も行者宿のひとつ。

洞川温泉の旅館は行者講ごとに定宿が決まっているらしく、戸開け式(=大峯山開山)の始まるゴールデンウイークに泊まるのは難しいかもなぁと思っていたのですが、3月初旬のタイミングで幸運にも1日だけ空いているところがあるとのことで間髪入れずに予約。

お肉が苦手なので、できるだけヘルシーな食が食べたいという理由だけで好みのプランがある旅館・奥村宗助を選んだわけですが、泊まってみればなんとコロナ対策で1日2組しか受け入れておらず(2022年5月頭時点)、密とは無縁。お風呂も貸し切り。食事も私好み…と大満足の滞在となりました。

旅館・奥村宗助

ほとんどの行者宿が「行者さん通り」というメインストリートに軒を連ねており、奥村宗助もメインストリートに面しています。

この行者さん通りがまた風情があるんですよね。

メインストリートの端から端まで歩いても10分もかからない位でお土産物屋・喫茶店・酒屋等があってそぞろ歩きが楽しい。
お店をひやかしつつ、旅館 奥村宗助へ

行者宿はどこも間口が横に広いなぁと思っていたのですが、やはりそれも行者さんを思う気持ちの表れだそう。

白足袋にわらじ履きという足拵えを解いて&盥の水で足を洗ってから入室するので、一度に多くの行者さんが入れるようにと縁側が広くなったとのこと。

さて、お邪魔致します。

上の写真の通り、一見2階建てに見えるこの建物ですが実際は地階もあって実質3階建てとなっております。
女将さんからこの土地独特のこういう建物の造りを「吉野建て」と聞きました。

行者さん通りに面した玄関から見ると2階建て

下の写真の通り、山上川越しに宿を望むと3階建て。…と脳が錯覚起こしそうな建築です。

私達が案内されたのは、地階のお部屋。

手前が8畳で奥の寝室も8畳。
とにかく広い!快適!

前日が車中泊だったこともあり、こんなに伸び伸びできるのが嬉しい私。

山上川に面したこの部屋。
窓を開けると5月の爽やかな風と川の音が通ってすこぶる気持ちよし。
夜はかじかの鳴く声も聞こえて天然のリラクゼーションミュージック!ってな感じで和みました。

ちなみに川を挟んで目の前に龍泉寺が見えています。

ロケーションGOOD!

そしてこのお部屋、寝室にも広縁があります。

使わなかったけど冷蔵庫も。窓の外には祠も。
部屋には鍵がないのですが、まぁそこは行者宿。私自身も登山で山荘に泊まることもあり、寧ろカギがないのが普通という感覚な為、そこらへんは全く気になりません。

この地階にはお風呂もあって、扉を開けたら10歩も行かずにお風呂・5歩くらいでトイレと洗面所に辿りつく利便性の良さ。

前述の通りコロナ禍で1日2組限定ということで、お風呂は完全貸し切りだったのも嬉しい誤算でした。

男湯と女湯の2つの浴室があるのですが、我が家は女湯を、もう1組は男湯を貸し切りで使うことになり(午前6時~午後10時までの入浴時間内であれば)好きな時間に誰にも気兼ねなくのんびりと湯船に浸かれる幸せ。

お湯は癖のないアルカリ性単純温泉。
疲れをいやすには個性が強いお湯よりもさらっとしたこういうお湯が好ましい。

ご覧の通りどこもかしこも清潔に保たれていて気持ちが良い。しかも何度も言うけどお風呂貸し切り。

奥村宗助を選んだ自分をほめてあげたい。いや、それ以上にコロナ禍でも高サービスをこの価格で維持している奥村宗助を褒め称えたい。

…お風呂貸し切りですっかり気を良くした私なのでした。

食事

お肉が苦手な私達が選んだのは、肉なしの野菜や豆腐と川魚メインのプラン。

自家製野菜や庭で採れた梅で仕込んだ3年物の梅酒や山で摘んできた三つ葉…と素朴ながらも旬を取り入れた滋味深い味わい。洞川温泉の名水「ごろごろ水」を使った豆腐や、ごろごろ水で炊いたご飯もおいしかった。

お酒は大峯山で!水が良いところに美味しいものありですな。

白米は今まで食べた中で一番じゃなかろうか?というくらいおいしくて、翌日のお昼に…とお米をシンプルに味わえそうな行者弁当もお願いしました。

そう、洞川温泉は水がキレイなんですよね。

温泉街に沿うように流れる山上川

修行場の一つ「蟷螂の窟」。水は美しいが洞窟は恐怖。

ごろごろ水で作った出来立てのお豆腐

ごろごろ水で仕込んだ地ビール

名水と修験の里。ふむふむ、納得。…ん?もう一つ特筆すべきものがあります!!

洞川温泉の夜景

昼間とはまた違った表情と風情を見せる洞川温泉。
そもそも私がここに来たいと思ったきっかけも洞川温泉の夜景の画像を見たからなのでした。

ここに泊まったからこそ見られる幻想的な光景をご覧あれ!

奥村宗助も昼とはまた違う顔

昼間はこんな感じでも…

夜は全く別の顔。

夜だったから気付けた素敵な自販機

吸い寄せられて思わずパケ買い。六根清浄!

ゴールデンウイークということもあり昼間はたくさんの観光客が歩いていたけど、この時間帯になるとほぼ宿泊客だけになるのでこの風情を心行くまで楽しんで、宿でもう一風呂浴びてかじかの鳴き声を聞きつつ寝入りました。

振り返ってみて

標高820mという山間に修験道の基地として古くから栄えた洞川温泉。

昔から参拝者を迎え入れてきた洞川の人々はおおらかで懐が深いというか、こちらの居心地の良さを阿吽の呼吸で分かってくれる雰囲気がありました。

そして一朝一夕には醸し出せない風情に一目惚れです。
上記の写真以外にも道端に修験道を感じさせるお地蔵様が風景の一部として溶け込んでいたりするのもグッときました。

さりげなく何気なく歴史を感じる洞川温泉。
心身が疲れたら再訪したいナンバー1な温泉地です。
ここに数日滞在したらきっと六根清浄できるんじゃないだろうか。

洞川温泉 旅館 奥村宗助
posted with トマレバ
奈良県吉野郡天川村洞川198[地図]
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以上、でこぼこオラフの洞川温泉投宿記でした。

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投稿日: 6月 5, 2022カテゴリー :温泉タグ: 奈良, 温泉, 登山

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