ブナの新緑に会いたくて、関田山脈の鍋倉山へ行ってきました。
行動時間も短くて(信越トレイルクラブ事務局発行の信越トレイルマップによると関田峠からならば鍋倉山山頂までコースタイムで2時間)とても気軽に登れるのに、標高1,288mの山とは思えない風格があるのは、日本海から30kmあまりに位置する豪雪地帯に関田山脈があるからです。
これで標高1,288mですよ!
ここのブナの森は本当に美しいです。この山を知ってから毎年のようにブナの新緑と紅葉の時期にここを訪れていますが、今年は本当にいい時期に行くことができました。
まずは道の駅「花の駅千曲川」で腹ごしらえ。行動時間が短いとこういう風に朝ごはんをゆるゆる~っと食べていけるのがいいです。ちなみに朝7:30から開店。朝ごはん定食500円!
相方さんの朝カレー定食
私の朝ごはん定食
カレーもものすごく魅力的だったけど、矯正器具が黄ばむので避けました。調整の度にワイヤー部は交換するからそこまで神経質にならなくてもいいのですが、出先だとどうしても歯磨きが雑になるので。
ここでお腹を満たしていざ鍋倉山へ。
この時期95号線は関田峠までの道は通じておらず(鍋倉山中腹にあるチェーン脱着所駐車場まで除雪されている)そのチェーン脱着所Pから西に進路をとる形で鍋倉山に登り、そこから黒倉山→関田峠→チェーン脱着所Pという周遊コースでの登山。
チェーン脱着所駐車場のすぐ横にある雪の空き地では横浜から来たという小学生くらいの子たち(いわゆる山村留学)がとても楽しそうに雪合戦したりソリで遊んでいたり、山スキーヤーやボーダーも6人ほど見かけたし、立派なフルサイズの一眼レフ抱えたカメラ愛好家もいたし、みな思い思いに鍋倉山を楽しんでいました。いい山だなぁ。
芽吹いて間もなくと思われるブナの葉っぱがとてもキレイで、何度も何度も足を止めて見とれてしまいました。
ブナの新緑に見とれつつ、ゆっくりと歩いて1時間20分ほどで鍋倉山山頂到着。
無雪期の山頂は木立の中ですが、残雪期の山頂は展望よし!気持ちがいいのでここでゆっくり昼ご飯。行動時間が短いとこうしてゆっくりと昼ご飯を食べることができるのが嬉しい。
今日のお昼
道の駅で買った笹寿司。
塩バターパン、あんぱん。山の形のあんぱんです(笑)
登山中はずっとパンだけだと少し物足りなくて、お米も食べたいんですよね。
でも、登山中にさっと食べやすいおにぎりはかぶりつく系で目下前歯じーんとするので、矯正中は笹寿司のようにお箸で食べられるのが一番だなぁと今回改めて思いました。
山頂から関田峠経由で下山。
葉っぱの緑と空の青と残雪の白が美しい。ブナの新緑と根開きの森のこの感じ、素敵です!!どの季節にもその時にしか出会えないものがたくさんあって、それを追っていると時間が経つのはあっという間だなぁ。
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