先日、何気なくネットサーフィンをしていたら…
ハッカつまようじなるものが目に留まりました。
これは自作できるんじゃなかろうか??と。
何を隠そう私ハッカ油をもうかれこれ5年は日常使いしているハッカ油愛好家なのです。365日!常に化粧ポーチの中にハッカ油を入れていますからね。
元々は登山の際にナチュラルな虫よけスプレーはないものかと探していて最終的にたどり着いたのが、このハッカ油でした。
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ハッカにはこんなにもたくさんの効能があります
ハッカの香り成分であるメントール。このメントールの効能を挙げていくと…
冷却作用
消炎鎮静作用
抗菌・抗ウイルス作用
胃腸の動きを正常な状態に整える作用(胃のもたれ・食用不振の改善・食べ過ぎた時の消化促進)
リフレッシュ効果&リラックス効果(アロマテラピーを勉強している友人に言わせると、リフレッシュとリラックスは本来表裏一体の存在であって、メントールの強い香りはリフレッシュ。弱くゆっくり香ると気持ちを和ませるリラックスの働きにもなるそう。なるほど!)
でこぼこオラフ的ハッカ生活
私の使っているハッカ油に同封されているハッカの使い方はこんな感じ。垢抜けない感じが個人的にグッときます(笑)
で、私の使い方はといいますと…
虫よけ:蚊だけではなくブヨにも効きます。春山、特に雪解けの季節ってブヨが大量発生していることがあるので必携です。
冷却スプレーとして:登山後の火照った体にシュッシュ。そこに風が吹くと気化熱でクール!
消臭スプレーとして:山のトイレが臭いとか朝起きた時のなんとなく籠ったテント内の匂いを爽やかにするのに使ってます。
ドライブのお供に:登山口に向かう道中や山帰りのドライブの際に使用。眠気覚まし的にシュッシュ。
風邪予防:マスクに遠くからシュッとスプレーしてヴェポラップ的効果を狙ってみたり。
*注意:至近距離でマスクにハッカ油吹きかけると強烈になりすぎてマスク掛けられなくなります。
マウスウォッシュとして:コップ一杯にシュッと一吹きして、マウスウォッシュにするとスッキリ!
*注意1:必ず私が使っているような食用可のクオリティのハッカを使って下さい。
*注意2:一度お湯にハッカ油をシュッとしてうがいしたら、湯気が刺激的すぎて目と鼻にツーンときたのでその点ご留意下さい
アロマスプレーとして:寝る前に遠くから漂うくらいにシュッシュしたり、お掃除した後の空間にシュッシュしたり。
汗止めとして:脇汗がすごい!って時にティッシュにシュッシュとして、ハッカ油がしみ込んだティッシュで脇を拭くと毛穴がキュッと締まる感じがあります。暫定的且つ応急処置的な使い方。
とまぁ、こんな感じで、とにかく1本あると何かと便利なんですよ。
更に目下私の登山行動中の「歯磨き応急処置セット」の中につまようじが入っている!!
歯磨き応急処置セットの記事はこちら→矯正中の人が外出時に歯磨きを手早くすませる方法Ver.2
ということを考え合わせると、ハッカつまようじ作ってみよ~~と思い至るのは至極当然の流れでしょう。
ちなみに私が使っているのはコレです。ヘビーユーザーなので詰め替え用も常備。同封されていた広告には発売元「おほーつくん」とありました。レトロな風情。
前述の通り、食用可のクオリティです。
山道具のショップではよく見かけるのに、これがなぜかアマゾンなどではとんと見かけないので、同様に食用可のクオリティのハッカ油として売られている北見ハッカ油を紹介しておきます。
そしてハッカ油はこんな本が売られている程、用途が広いのですよ。
山でも普段の生活でも使えるってことでシンプルに暮らしたい私にはドンピシャなアイテム。同じようにシンプルライフを目指す人におススメします!
さて、ハッカ油がどんなに素晴らしいか力説したところで…ハッカつまようじどうやって作ろうか?
ハッカつまようじを試行錯誤しつつ自作!
取り合えずつまようじを握りしめてこんな風にシュッとハッカ油を一吹きしてみました。
でも、これだとつまようじに満遍なくハッカ油を塗布できず、最終的につまようじを握っている自分の手に降りかかってしまい、しばらくスースーするハメに。
こんなの外でやった日には風向きをチェックしないと自分にハッカ油を吹きかけたりしてマヌケなことになると思う。
しかもこの場合つまようじに降りかかったハッカの匂いは1日も持ちませんでした。
なのでこの方法は不可!と判断。
その次に試したのが小袋につまようじを入れて、そこにハッカ油をシュッシュと2回スプレーして、一昼夜ハッカ油に漬け込むパターン。
一昼夜経って、さてつまようじを取り出そうとすると…ハッカ油でベタベタ。なので、小袋からテッシュにざっと移して乾燥させてみることに。
乾燥を開始したのが月曜で、週半ばの水曜にはまだ香っていたハッカの匂い、これが金曜には飛んでおりました。
正確にいうと鼻の至近距離につまようじを近づければかすかにハッカの香りはするのですが、口元で使うには普通のつまようじとなんら変わらん!なのでこの方法も今一つ。
む~~。万策尽きたかと思われたのですが、未練がましくもう一度小袋にハッカ油をシュッシュして…それが日曜夜のこと。
で、その週は仕事が忙しくてつまようじにかまけていられず。
そのハッカ油に漬け込んだつまようじを手にとったのが5日後の金曜夜のことでした。そしてびっくり!
一昼夜だけだとハッカ油で小袋がベタベタなのに、5日も経つと小袋の油っけが抜けてサラサラなんですよ。これどういうカラクリなんですかね?揮発?
化学的なことは全然分からないけど、これはすごい発見をしました!!
その後の私の地道な研究(?)により、3日あれば小袋のハッカ油はサラサラになることを突き止めましたよ。(大げさか)
結論
ハッカつまようじを使いたい日の3日前に、小袋につまようじを入れてハッカ油をシュッシュと2PUSH。そのまま放置。使いたい日にその小袋のまま持ち運べばOK!
必要な道具は「つまようじ」「小袋(チャック付きが便利)」「ハッカ油」のみ!
かなり簡単なのでズボラな私でもできる。(←これ重要)
私は週末に登山に行くので、私の場合は水曜夜に仕込んでおくのがベストという結論になりました。
まぁ、そもそもつまようじにハッカの香りが必要なのか?と言われれば私も「?」なのですが、作ってみよ~と芽生えた好奇心を満たすのは大切。
ちょっと早い夏休みの自由研究的な自作ハッカつまようじでした。
…はっかつまようじ作ってみて思ったけど、実は歯磨き綿棒も自作できるんじゃなかろうか??という気になってきた。
いや~、でも自由研究は1つでいいよね。うん。
というわけで、どなたか歯磨き綿棒自作して下さい(笑)
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