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でこぼこオラフ

30代後半スタートの歯列矯正ライフ→温泉・湯めぐり旅の記録

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角間温泉(越後屋旅館)

更新日: 2月 23, 2022· bumpy

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今年秋に温泉に目覚めてから関連書籍をたくさん読む中で、最近「日本百ひな泉」という鄙びた名湯が紹介された本が自分の中でグッときましてね…

自宅からもそう遠くない角間温泉の越後屋旅館に行ってみることに。
角間温泉どこにあるのかな?と思って調べてみたら、有名な渋温泉のすぐ近くじゃないか!

今まで知らなかったけど、この一帯は以下9つの温泉地が湯田中渋温泉郷と総称されているんですね。
(山の内町公式HPより)

  • 湯田中温泉
  • 新湯田中温泉
  • 星川温泉
  • 穂波温泉
  • 角間温泉
  • 安代温泉
  • 渋温泉
  • 上林温泉
  • 地獄谷温泉

山の内町という限られた土地にこれだけの温泉が湧いているって、なにやらスゴく尊く神秘的なことのような気がします。

あ、そうそうこれも今回知ったのですが長野にはもう一つの「角間温泉」が上田市にもあるそうで。
こちらは真田の里の隠し湯とのことで、こっちも気になる。あぁ、気になる。
温泉沼にハマるってこういうことなのか…

こんなとこだよ。角間温泉・越後屋旅館

投宿日:2021年11月27~28日
所在地:長野県下高井郡山ノ内町
チェックイン/アウト:15:00~/~10:00
源泉名:上原第一源泉・上原第二源泉・小つちの湯混合温泉
泉質: ナトリウム塩化物/硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
浴場:内風呂3つ(貸し切り)
泉温:64.5℃ 使用位置:53℃
源泉掛け流し・加温なし・(加水についての表記は見当たらず聞くのも忘れた)
Free wifiなし

さて、湯田中温泉郷の角間温泉。
実は湯田中温泉郷の一つ渋温泉には2019年1月初旬に泊まったことがあり、遠目にも温泉街が確認できて、あぁこれから温泉街に入るんだなぁという気分が徐々に盛り上がる雰囲気があったのですが。

角間温泉は「本当にこんなところに温泉あるのかな?」という住宅地に突如として現れます。

上の写真の正面奥に見えるのが角間温泉の外湯の一つ「大湯」の建物。
この大湯が突然現れるっていう演出が憎い!

角間温泉には現在4つの温泉宿と3つの外湯があります。

渋温泉と比較するのはナンセンスなのですが、あっちは今現在温泉宿31軒、外湯が9つあるので1泊2日で回るには非常に忙しなかった。
特に外湯巡りは9つもあるので、最後の方は意地でもコンプリートするぞ!ってことで消化するのに忙しく 1つ1つのお湯をちゃんと愛でた気がしない…。
てかなんで、そんな意地になってたんだろ私。


その点、角間温泉はとてもコンパクトにまとまっており、人も多くないのでのんびりお湯に向き合いたい・鄙びたところが好きという人にはとてもおススメです。

私は角間温泉のこじんまりとした雰囲気、とっても好きだなぁ!


それにしても…宿泊したのは11月の最終週だったのですがまさかの雪で。

幸い早い段階でスタッドレスに交換していたから良かったものの、長野北部の11月下旬は侮れないですな。

キュートでレトロな越後屋旅館

この越後屋旅館は正面に見える建物が明治初期に建てられた本館だそうで、この更に奥には大正時代に建てられた新館があります。

本館の意匠や調度品なんかも美しい。
使い込まれて磨かれた黒光りした階段や廊下なんかも、もうそれだけで物語になる風情。いいですなぁ。

本館と新館を結ぶ階段は本館の雰囲気とはまた異なって、なんだかモダンでキュート↓

この階段を登ると新館となります。

ちなみに私達が通されたお部屋は新館の2階でした。この2間続きの部屋が今宵の憩いの場。広い!

この部屋がねぇ、またいいのですよ。懐かしい、落ち着く、くつろげる!

障子って美しいですね。この明かりと障子のコントラストに惚れ惚れします。
向かって左側の障子を開けますと、広縁があります。

外は雪だからめちゃ寒ですが、暖かい時期ならここで一杯やりたい。
冷蔵庫には瓶ビールとミネラルウォーターが入ってました。

宿とお部屋を愛でて、温泉まんじゅうとお茶で一息ついてからいざ宿のお湯を頂きに…

越後屋旅館の個性ある内湯たち

越後屋旅館には3つの内湯がありますが、嬉しいことに3つとも貸し切り利用ができます!
源泉64.5℃の掛け流し・加温なし・消毒なし・ナトリウム塩化物/硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)、うん、(温泉分析表のことはまだよく分かってないけど)良さそう。


こんな感じで自分が入る時は入浴中のプレートを掛けて&内鍵をかけて使用。

お湯を独泉、心行くまでゆったりできる幸福。

一番大きな浴場

左奥の湯口ですが…

先述の「日本百ひな泉」 を読んで知っていたのですが、やはり現場で見るとインパクトありますな。

…今日も健気にお湯注いでますというお姿。
そしてこの裸婦の背景を飾るタイルも素敵です。

宿の女将さんの話だと、このお宿にはタイルマニア(?)も泊まりにくるそうで「なんちゃらタイル」(なんちゃらの部分は忘れた)といって今はもう作れない貴重なタイルだそう。

私にはこのタイルは花柄のように見えたけど、女将さんは蝙蝠柄と言っており、今この写真を見て蝙蝠が認識できました。だまし絵要素もあって面白い!あなたには蝙蝠、見えるでしょうか?

そして次に入ったのはローマ風呂!!

女将さんがローマ風呂と言っていたので、それに倣って私もそう呼びます。ローマ風呂!

何を以ってローマなのか?
そこらへんはあまり深く追求せず…で、見て下さい。この湯船の形を!

寝っ転がるのに、丁度良い塩梅なのですよ。
きっとこの湯船を作る時、職人さんが何度も座ったり仰向けで寝っ転がったりしてトライ&エラーを繰り返し最適値を探ったであろうこの形。good jobです!

湯口はというと…

カエル
カエル?ローマとの関係は?

女将さんもなぜカエルなのか、その真意は分からないようでした。「多分、無事帰るのカエルでは?」とのこと。

それにしても愛嬌のある顔立ちのカエルだなぁ。


そーいや、母方の祖父母の家には昔小さな池と灯篭があって、こんな風情の陶器のカエルが置かれていたっけ。
遥かな記憶がよみがえるのも、温泉にゆったりした気分で入っているからな気がする。

そして3つの内の残りの1つはヒノキ風呂。

先の2つが意匠を凝らしたタイルをこれでもか!とふんだんに使って、湯口もこちらの意表をついたものだったけどこちらは一転、純和風。
湯口も至って普通というか武骨な塩ビパイプ。落差が激しいけど、それぞれ個性的でそれもまたオツですな。


このヒノキ風呂だけは2つの源泉を引いているとのことで、その為なのか浴槽のサイズ感によるものなのか、ここだけちょい熱めのお湯でした。

ちなみにシャワーがあるのは裸婦の湯口のある一番大きなお風呂だけ。
それからドライヤーはどの浴室にも見当たりませんでした。

雪が降ったこの日。ドライヤーなしはチト肌寒く、部屋のファンヒーターの温風で乾かしました(笑)

角間温泉の外湯

宿のお風呂も味わい深いものがありますが、角間温泉の良いところは宿も外湯も全てが近くにギュッとまとまってあること。

これは3つの外湯も行かぬ手はない

ちなみに角間温泉の外湯は住人と角間温泉の宿に宿泊している人しか利用できません。
物見遊山の日帰り入浴ができないこともあり、無茶苦茶混むってことがないのもイイです。

宿に外湯に入る旨を伝えれば外湯のカギが渡されます。

カギといっても、一見ただの棒切れなんですが差し込むと開錠。
古レトロな木造建築の湯屋なのに、カギはセンサー付きの近代的なモノというアンバランスな感じにもグッとくる。

大湯

ここで少し残念なことが…
生理中の人が入ったようで経血がぷよぷよと浮いていました。

地元の人は自分たちの財産であるお湯を汚くしたり、ぞんざいに扱うとは考えにくので、どこかの宿に泊まった宿泊客が1回限りだからいいかと思って入ったのかなぁ…後に入る人のことは考えなかったのかなぁ。

温泉地にきてワクワクしてた気持ちに冷や水を浴びせるようなこの誰かの所業には悲しくなりました。

幸い私は生理が順調で周期も一定なので、温泉に泊まる計画がある時はちゃんと計算して重ならないようにしてるのですが…
そこのところみなさんどうされているのでしょうね?

気を取り直して滝の湯へ

勢いで新田の湯へ

角間中野線356号の一本道にこの3つの外湯が点在しているのですが、 google mapで見たら100mくらいの距離に全部ひっくるめてマルっとおさまってます。
この規模の小ささがまたいいんだよなぁ。

温泉にレジャー的な要素やゴージャスな設備なんかは求めていなくて、温泉を静かに楽しみたいという人に是非ともおススメしたい角間温泉。(ちなみに私はお湯が良ければそれで良し。建物や設備が古いのは寧ろ味だよね!掃除がちゃんとされていれば、寧ろ古い方が好み。というタイプ。)


今回投宿した越後屋旅館は明治~昭和初期の文人墨客的な気分になれるレトロ感もたまらないです。
実際、文人・吉川英治は1年半もここに長逗留したこともあるそうで。

彼もローマ風呂の湯口を見て「何故に?」と思ったんだろうか。

食事もおいしい越後屋旅館

素朴なんだけどちゃんと一仕事されている手料理の数々。
コロナ前はどうか分からないけど、本館1階の個室で夕食・朝食を頂きました。

陶板焼きは本当は地元のお肉やさんから仕入れる牛肉のようなのですが、予約の際「お肉は苦手なので残してしまったら勿体ないので結構です」と伝えたら、野菜と海鮮に替えてくれていました。
かたじけない!有難い!

朝ごはん、どれもこれも美味しい。ちゃんと漬物まで自家製っぽいところも個人的に高評価ポイント。

それにしても…こんな風情のある建物に泊まれて温泉三昧して食事も美味しくて入湯税含めて一人8,950円って。
(2021年11月末現在)
コスパ最高でしょう。

リピーターが多いのもうなづける越後屋旅館さんでした。

越後屋旅館posted with トマレバ長野県下高井郡山ノ内町佐野2346-1[地図]楽天トラベルじゃらんJTBるるぶYahoo!トラベル

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投稿日: 12月 25, 2021カテゴリー :温泉タグ: 温泉, 素敵な木造建築物(宿), 長野

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