私の通っている矯正歯科は「矯正治療」に特化しているので、それほど細かく歯茎の状態や虫歯を診てくれるわけではありません。
全く診ないわけではなく、目視で分かる範囲のことを診てくれるといったらいいでしょうか。実際、抜歯をした際に発見された初期&ごく軽度の虫歯を削ってくれたり、「歯茎も締まっているのでちゃんと磨けてます」と言ってくれたりします。
もし大掛かりな治療を必要とする問題があったらどうするか?というと、他医院を紹介するとのこと。それはそれで当初より説明もあり納得していたことなのでOK。
ただ私は歯周病や虫歯などで矯正治療を中断したくはないので、矯正歯科以外にもう1つ一般歯科で定期的に歯の状態を診てもらうことにしました。
そんなわけで6月中旬に某一般歯科に行ってきました!
矯正を開始する前にお世話になっていた一般歯科は矯正治療のことを尋ねた際に「今までその歯並びできたんだし、それで支障ないならそのままでもいいんじゃないですか?」と、けしからぬことを言われたのでスッパリ切り捨てました。
こういう歯医者さんでもEPARK歯科のサイトでは高評価だったりするんですよね。ネット社会とはいえ、なんだかんだ言っても地元の人たちの口コミが一番頼りになったり。
新しくかかりつけ歯科医としたところは自宅から徒歩でも通えるところ。通いやすいっていうのも大事なポイントです。
ここで今現在矯正治療をしていること、定期的にお口周りの状態を診てもらいたいことを伝えました。診察結果は今のところ虫歯なし・歯茎の状態も悪くはないとのことでホっと一安心。
ところで矯正治療を看板に掲げている歯医者さんは数あれど、日本矯正歯科学会から認められたドクターは以下の図の通りある一定数しかいないってご存知ですか?
*参照元はこちらです。
歯医者さんの看板の診療項目に「矯正治療」を謳っていたら「安心!!」というわけではないのです。
日本の歯科医師法によると歯科医師免許を持つ者は歯科医学に関する全ての分野を治療することが認められているので、矯正が専門外でも「矯正治療」を看板に掲げていてもOKなのだそう。そしてその実態は月に何度か矯正専門のドクターが非常勤で働いていたり、一般歯科向けの矯正セミナーを受講して矯正治療に手を出したりする場合もあるのです。
つまりドクターに悪気はなくても、結果的になんちゃって矯正治療をするところもあるということ…。私の通っている矯正歯科の患者さんにも、他医院で矯正失敗して転院してきた方がいます。
矯正治療を受ける側の選択眼も問われている
じゃあ、素人はどうやって矯正歯科の良し悪しを判断したらいいんだろう?と思いますよね。私はこのページを参考にしました。
各都道府県の日本矯正歯科学会の認定医・専門医が一覧で確認できるので、これから矯正を始めようと思っている方には是非とも一読頂きたいです。
ちなみに私が通っているところは、認定医常勤の矯正専門医院です。
必ずしも認定医・専門医以外のドクターがダメと言い切るつもりはないのですが、大切な自分の歯を矯正するのであれば、矯正治療を専門に学んだ知識と経験のあるドクターが常勤している歯医者で診てもらいたいというのが人情ではないでしょうか。
こうして考えると認定医以上のドクターがいて、通いにくくないところにあって、先生との相性もいいところ…というと自ずと選ぶべきところが定まってくると思います。
そんなわけで私は矯正は認定医さんのいる矯正専門医院へ、歯周病や虫歯など口腔内のチェックは一般歯科へ。と2つの歯医者さんを使い分けています。
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