暖かくなって山に行く機会も多くなり、某山小屋の雪かきボランティアに参加したり、みちのく潮風トレイルを歩いたり…と野外で過ごすことがめっきり増えた今日この頃。
これまで登山を始めとするアウトドア活動では環境のことを考えて、素みがき(ハミガキ粉を使わないハミガキのこと)をしていましたが、やはり歯磨き粉なしはなんとな~く物足りない。
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化学物質たっぷり入った歯磨き粉を山で吐き出したら環境破壊に繋がっちゃいますしね。
だから、山で素みがきは致し方ないと思っておりました。
そんな折、フト目にした山雑誌で天然成分100%!飲んじゃっても大丈夫!環境への負担もなし!だから水の貴重な山でも使えちゃうハミガキペーストが紹介されていたのです。
おぉ~~~!猛烈に使ってみたい!!
革新的なハミガキペースト!オーラルピース
というわけで買ってみました。
化学合成成分一切なし!のオーラルピース
お口の中の虫歯菌・歯周病菌を抑える役割を果たすのは、ネオナイシンというオカラの植物性乳酸菌から作るナイシンAと梅エキス。どちらも天然由来の可食原料です。
ナイシンAは食品添加剤として世界50カ所以上で使用が認められている成分だそう。
そんなわけで普通の歯磨き粉と異なり「開封後は3か月を目安に使い切って下さい」という食品の賞味期限のようなルールもあったりしますが、なによりそれが化学合成成分が入っていないことの証でもあります。
オーラルピースは飲み込んでしまっても最終的に体内でアミノ酸に分解されるので安心ですね。
その性質上、登山での使用はもとより水が貴重な災害時やうがい・吐き出しが難しい赤ちゃん・要介護のお年寄りにもおススメできるハミガキペーストなのです。
またドライマウスの人には、口腔内乾燥時の保湿ジェルとしての使用もメーカーが推奨しています。
オーラルピースの全成分
オーラルピースの全成分は以下の通りです。
グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由来)
水
乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)
キサンタンガム(増粘剤、トウモロコシ由来)
ウメ果実エキス(清掃助剤)
カエサルピニアスピノサガム(増粘剤、マメ科植物由来)
セイヨウハッカ油(香味剤)
スペアミント油 (香味剤)
ダマスクスバラ花油 (香味剤)
この成分を見ると分かるようにケミカルな合成香料・着色料・研磨剤・保存料・界面活性剤は一切使われていません。
オーラルピースの使用感と私の使い方
普通の歯磨き粉と較べるとたいぶ緩めのテクスチャーで気を付けないと垂れてきます。色は写真の通り、透明無色。
歯磨き粉で緩め・透明というところが我が人生初の体験。まぁ、それは慣れるので全然OK
テイストは非常にライトかつマイルドなほんのりしたミント。
泡立ちもありません。
ケミカルな歯磨き粉に慣れた人だと無味と感じる程の味気なさかもしれませんが、私には寧ろそれが好ましいです。
オーラルピース使用後は歯磨き直後に水を飲んでも味に全く影響がありません。
ハミガキが行き届かなくなる山という環境下では、素みがき後にこのジェルを口腔内に塗って過ごしています。
4月下旬に雪かきボランティアをした山小屋では水がまだ引けず、雪を溶かして水を作っているという状況。
水一滴一滴が貴重ということもあり、このオーラルピースがとても重宝しましたよ。
ただ、ジェルタイプだと塗る時に指が汚れるので、これを使い終えたらスプレータイプのものも試してみようかなと思っています。
その時にはまた感想・使用感をこのブログでお伝えしますね!
以上、でこぼこオラフでした。
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