1979年北関東のとある田舎町で生を受ける。
乳歯の時は愛くるしかったのに、大人の歯に生え変わったら「出っ歯」だった!
進学で実家を離れるまでの18年間、この時代に矯正をしていたら人生変わっていたかもしれないけど…
我が両親は歯に対する意識が低く、私の出っ歯に何の対処をするわけでもなく「キャラと出っ歯が似合っているからいいね!」
(今考えるとそれもどうかと思う)だとか言われてスクスク育ちました。
私もそれもそうかと納得してしまうポジティブ思考だったのが幸いし(災いし?)
10代は出っ歯のまま大学進学・中国留学・大学時代の夏休みに山小屋でアルバイトして登山に目覚めたりと我が人生を大いに謳歌しておりました。
そして迎えた20代。
大学を卒業して念願の中国勤務になったはいいけど、仕事は超!激務。
平日は夜遅くまで働き土曜も仕事、帰っても日本人寮で食事も職場の人と一緒!気の休まる暇がない!!
そんな状況だったので、出っ歯であるという意識が紹興酒や白酒と共にぶっ飛んでおりました。
25歳で体を壊して仕事を辞めて日本帰国。
東京で一人暮らししつつ昼間はアルバイト・夜は服飾専門学校に通っていて、お金もなかったので矯正なんてことは考えられず。
そもそも矯正しようとか思っていなかったと思う。
この頃、今の夫と出会う。
26歳:東京にある某アパレル系の商社に就職。同棲。
彼氏(今の夫)の夢が世界一周だと知る。私も高校時代に読んだ沢木耕太郎さんの「深夜特急」が大好きで中国時代には一人旅をしていたので、その夢に激しく賛同。
二人で旅資金を貯める=矯正どころではなくなる。というかこの頃もまだ矯正しようなんて思っていなかったな。
27歳:結婚すれば家族手当が出るということで「じゃ、結婚しよう」!取り合えず旅資金の為に結婚。
あ、ちゃんとそこに愛はありますのでご安心を。
29歳で心願成就!
二人で仕事を辞めて1年8カ月に及ぶ世界一周の旅へ♪
31歳で帰国。旅から帰って住む場所を考えた時に、東京はないな!と夫と意見が一致。
あまり深く考えず二人の大好きな山がたくさんあるところに勢いとノリで移住。
折しもリーマンショックの真っただ中。こんな地方都市に仕事はあるのかと思ったけど、とりあえずなんとかなりました。
東京時代と較べたら収入は減るし、当時は不安定な雇用だったし、旅から帰ってきたばかりでお金もないし…
そんな状況でもやさぐれずにいれたのは近くに山があったから。
私達の生活が落ち着いてお金にも少し余裕が出てきたのは30代半ば頃。
その頃に愛する姪っ子からアナと雪の女王にでてくる「オラフ」みたい!と言われたのと、母親と妹に「なんだか前歯がすごく目立つ」と言われて、出っ歯であることを気に病み始める&矯正したい気持ちがMAXに高まる。
こうして我が人生を駆け足で振り返ると、矯正を始めたいと思う気持ちと矯正費用をポンっと出せるタイミングが一致するのって本当に人それぞれだと思うんですよね。
私が矯正歯科で精密検査を受けたのが37歳がもうすぐ終わろうとする頃で、矯正開始38歳。
走り続けていたらいつの間にかアラフォーになってたけど、このタイミングの矯正でも何も恐れることはない。
人生はチャレンジの連続なのだから。
挑戦なきところに成功なし!
苦手なこと→ヒマな状態。でも、過度に忙しいのもイヤ。家事では料理が苦手。あと数字も苦手。
好きなこと→山登り。旅。読書。自然で遊ぶこと。
性格は楽観的だけど時々根暗。でも山に登ればいつでもHAPPYです。
しっかり者に見られることが多いけど実はめんどくさがりで、結構抜けているところもあります。
そんな私ことでこぼこオラフの矯正ライフを時々登山を交えつつゆるゆると書いています。