登山する日は晴れがイイ!ましてや冬に登山する場合は絶対晴れじゃないと。
*登山の記事ですが、一応歯のことも少し載せてます。歯の写真は一番最後なのでそこだけ見たい方は登山記事すっとばして下さいね。
私の冬山の経験と技術では天気の良し悪しは生死にかかわるのでグリーンシーズン以上に真剣に天気予報とにらめっこ。冬に登りたい山の候補は常に数パターンあるのですが、困ったことに個人的に南の方より北の方の山が渋くて好きなのです。
何が困るかってこの時期、北陸・長野の北部は冬型気圧配置の影響を強く受けて、日本海側はどんよりした気候になることが多い=晴れる日が少ないんですよね~。週末の休みに晴れる日が何日あるのか?って考えると思った以上にチャンスは少ないのですよ。
今回は天気予報と行きたい山リストをじっくりと検討して、1/7(日)晴れ!のマークが付いた福井県の荒島岳に行ってきました。この時期北陸は快晴予報が出ることが少ないので、これを逃すといつ行けるか分からないし、気持ちがノッている時に行くのが一番!
念願の荒島岳登山!(登山日:2018年1月7日(日))
まだ暗い朝6時15分頃登山口となる勝原スキー場跡に到着。快晴予報と三連休の中日ということもあるのか、この後続々と車がやってくる。テンションあがりますな~!
登山届書いたり、カロリーや水分補給したり、トイレ行ったり(駐車場のトイレは冬季閉鎖につき人目につかないところでササっと青空トイレ)でモタモタして7時出発です。
最初はスキー場を登りつめて行きます。先行者が5~6名程いたからトレースがあって有難いけど、雪がフサフサかつサラサラでちっとも踏み固まらないので歩きにくいことこの上なし。
この感じはツボ足でも行けなくはないけど体力消耗しそうだと判断。途中からワカンを装着。持ってきてヨカッタ!
ふと視界に入ってきた朝日を浴びた山肌が美しい!!
冬の優しい日差しと明るいブナの森。歩いてて気持ちがイイ。晴れて良かった。
これからあそこを登るのか!!荒島岳・標高1523.5m。標高的には「あ、そんなもんなのね」という感じですが、駐車場の標高が相方さんの高度計で350mちょっとだったから約1,200m登る計算に。さらに冬山はどこもそうだけど雪の状態やトレースの有無で難易度や行動時間もだいぶ変わります。気を引き締めて登りますよ~。
樹林の間からちらちら見える山頂付近の様子と地図から急登になりそうと予想がついたので、ワカンから10本爪アイゼンに履き替えて&ストックもピッケルに持ち替えていざ!行かん!!
それにしてもこの青空と雪の白さ。
ひゃほ~~~い!
このTHE雪山な感じ。体はそこそこ疲れているけど心は軽やかなので、足取りもまだそこそこ軽やか。あの右に見えるピークが山頂かなぁ?(結局これはピークではないことを知るのはこのあとすぐ)
むむっ??なんかあの頂きあたりをガスが覆ってきたような。
急登を登り切ったところで単独行の男性とご挨拶。で、右に見える頂きはピークではないことを知る。心が折れそうになるじゃないか。それにしてもあのガス…濃くなってきているような。
ズーン。山頂はガスってました。ちょっと待ってはみたものの寒いので長居無用。
後ろ髪を引かれる思いで下山。でも、この後山頂付近を覆ったガスは長いこと滞留していたので無駄にガス晴れ待ちしなくて良かったのかも。山は登ってみないと分からない。
冬の荒島岳、言葉にすると非常に陳腐ですが「素晴らしい山でした」!
レイヤリングやワカンやアイゼンの装着タイミングなんかも自分でいうのもなんだけどイイ判断できたなぁ。途中ブナの森があったので絶対新緑もキレイだと思う。前日泊まった大野市も風情あったし、また芽吹く季節に来るのもいい。荒島岳登っている途中に見えた赤兎山も気になるしなぁ。…こうして登りたい山が増えていくのでした。
あ、そうそう取って付けた感じの唐突さで恐縮ですが、一応矯正ブログなので登山中の歯の比較写真でも載せておきます。
自分でも引いてしまう程に歯が飛び出ている下の写真は2017年2月の霧ヶ峰。おおよそ11か月前ですね。かなり見苦しいのでちっちゃめに。
荒島岳山頂のガスってる中で撮影した今回の写真。背景が白で少し見づらいかもですが、出っ歯感かなり薄れてきてますよ~!
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