先日、人生フルーツという映画を見に行きました。
とある老夫婦の丁寧な暮らしを追ったドキュメンタリー映画です。このご夫婦の生活まわりの諸々のことが書かれた本を読んだことがあったので、すうっと映画に引き込まれました。(本を読んでいなくても、もちろん魅力的な映画です)
映画の終盤おじいちゃんが亡くなるのですが、死に顔まで映しているんですよね。
思わず泣いてしまいました。ドラマなど作られたストーリーでは滅多に泣かないのに…。
心を揺さぶられてジーンとしている一方で、もう一人の非常に冷静な自分が「こりゃ矯正していなかったら、自分の死に顔は相当まぬけだぞ」と言っていて、涙が一瞬止まりました。だって、私の寝顔って相方さんに言わせると、前歯2本出ているし、目が大きいので完全には閉じておらず半眼なのだそうです。つまりそんな死に顔ってことですよね?想像したら滑稽なくらいの間抜けヅラです。
自分のデスマスクを思い浮かべて、どこかモーレツに治したいと思うパーツがあれば治すべしですな。矯正を初めて本当に良かった(と今年になって何度思ったことでしょう)と、全くストーリーと関係のないところで(ストーリー自体ももちろん良かったけど)心に響く映画でした。
コメントを残す